このレッスンでは、コードエディタ「Cursor(カーソル)」を導入するときに、最初に確認しておくことを扱います。何ができる道具かの全体像、プライバシーの設定、料金の仕組み、画面の3つの役割の4つです。
なぜ機能の使い方より先に設定を学ぶか。設定を確認する前にコードを開くと、社外に出せないコードがそのまま送られてしまうからです。 便利な機能から覚える前に、まず行き先を決めておきましょう。
画面が説明と異なる場合は、近いものを選んで進めてください。判断が付かない場合は運営へご連絡ください。
Cursorはコードを書く前提の作りになっている
Cursorは、コードエディタに後からAIの機能を足したものではありません。 補完・チャット・エージェントという3つの機能が、最初から組み込まれた状態で使えます。
例えば、コード補完の「Tab」機能は、直前の編集内容と周りのコードを見て、次に書くべきコードを提案します。1行だけでなく、複数行や複数ファイルにまたがる変更まで候補に含みます。
詳しくはCursor Docs「Tab Overview」(新しいタブで開きます)をご確認ください。
| 機能 | 何をするか |
|---|---|
| Tab | 打っている最中に、続きのコードを提案する |
| チャット・エージェント | 質問に答えたり、調査・実行・編集をまとめて任せたりする |
この3つは、後から追加で有効化する機能ではありません。 Cursorを開いた時点で使える状態になっています。使い始める前に、機能を1つずつ探す必要はありません。
入れたら最初にプライバシーの設定を確認する
Cursorには「Privacy Mode(プライバシーモード)」があり、有効にすると入力した内容がモデルの学習に使われなくなります。
詳しくはCursor「Security」(新しいタブで開きます)をご確認ください。
この設定は、無料のHobbyプランでも使えます。有料プランに入らないと使えない設定ではありません。
| 使い方 | 学習への扱い |
|---|---|
| 個人で使う場合 | 自分でPrivacy Modeを有効にする |
| チーム・Enterpriseで使う場合 | メンバーはチーム設定を自動的に引き継ぐ。管理者が設定する |
有料プランでなくても、学習に使われない状態で使い始められます。 導入した直後に、この設定を確認しましょう。
料金は使った分を枠から引く形になっている
Cursorの料金は「1回いくら」ではなく、月額とほぼ同額の利用枠(credit pool)を毎月使い切っていく形です。回数を数える課金ではありません。
詳しくはCursor Docs「Account Pricing」(新しいタブで開きます)をご確認ください。
高性能なモデルほど枠を早く消費します。枠を使い切ると、追加分は従量課金で後払いになります。
| プラン | 月額(USD) | 中身 |
|---|---|---|
| Hobby | $0 | カード不要。エージェントの利用に制限あり |
| Pro | $20 | フロンティアモデル、MCP、skills、hooks、cloud agents |
| Pro+ | $60 | Proの3倍の利用量 |
| Ultra |
画面には書く場所・話す場所・任せる場所がある
Cursorの画面は、大きく3つの役割に分かれます。 コードを書くエディタ本体、チャットで質問する場所、エージェントに任せる場所です。
書く場所ではTabの補完が効きます。任せる場所では、エージェントがコードベースを独立して調査し、ターミナルのコマンドを実行し、コードを編集するところまで続けて行います。
詳しくはCursor Docs「Agent Overview」(新しいタブで開きます)をご確認ください。
| 場所 | 役割 |
|---|---|
| 書く場所(エディタ本体) | コードを打つと、Tabが続きを提案する |
| 話す場所(チャット) | 調べたいことを聞き、答えをもらう |
| 任せる場所(エージェント) | 調査・コマンド実行・編集をまとめて任せる |


出典:note「Cursor UIのレイアウトを理解しよう!「Agentモード」と「Editorモード」どちらを使うべき?」(https://note.com/web_app_ai/n/n8028c1e0818d)を加工して作成
やってはいけないことを先に決める
Cursorに入力したコードは、外部のサーバーへ送られます。Privacy Modeを有効にしても、送った事実そのものは消えません。
| やってはいけないこと | 代わりにすること |
|---|---|
| 設定を確認せずに、社外に出せないコードを開く | 先にPrivacy Modeを有効にしてから開く |
社外秘のリポジトリを開く前に、必ず設定画面を確認しましょう。 確認を後回しにする理由はありません。